Friday, February 11, 2011

久々のアップロードについて

一気に何件かアップロードしてちょっと安心しました。
長いこと放置していたので、また始められるのか・・・自分との勝負でしたが、なんとかアップロードできた。

45日間の休暇中ずっとクウェートにいました。
ていうかまだ45日中の28日しか経過していないからまだまだ休み結構あるな・・・。
まず、アイデンティティーについてものすごい悩んでいることを吐露したい。
これは日本人以外聞いてくれる人はいないだろう。
そして今日本語で会話しているのは2週に一度ほどの家族とのスカイプだけである。
久々に日本語で思いっきり書こう。

まず日本という国を離れて感じることは、複雑そのものです。
でも先人たちが語ったように日本を離れて客観的に自国を見つめる経験はやはり必要だと実感しました。

フェイスブックを見ていると海外に行っている友人たちの中に、明らかに状況に負けている人がいる。日本語だけでコメントしたり、いつも日本人しかわからない話題に浸って安心しているんだろう。
そしてこのクウェートの地においてもそういう人はいる。
なんてもったいない。
この限られた時間の中でぬるま湯に浸かってだらけてる場合じゃないだろうといいたい。

そしてこの感覚はアメリカに行ったときよりさらに強くなっているきがする。
もちろん2008年にアメリカに行ったときはたった1ヶ月だったってこともあるが、アラブはあまりにも異質。
自分の今まで見てきたこと・感じてきたこと・考えてきたこと全てひっくり返された感じです。

日本ってこういう国だよね。
と、誰もわかってくれないこの地域において初めて「日本って何や」と真剣に考え始めた。

今まではたとえば「アメリカってこういう国だよね。アラブってこういう国だよね。」と考えるとき、無意識のうちに評価基準の軸をまず日本に設定していた。

日本はこうで、アメリカはこう。
そういう本や文章も腐るほど見てきた。

その価値観が完全に壊れるほどのブレークスルーを感じている。

つまり自分は全てから切り離された客観的な位置に立って、さまざまなカルチャーというカードを手にしてる。
その中には日本というカードも含まれている。
どのカードがいいとか悪いとかじゃなく、それぞれの相違点を理解しながら、全てを壮観できる。
そして今回、このカードのうち「日本とはかけ離れたミステリアスなカード」を新たにゲットできた。
アラブ世界である。
もちろん、自分にはまだまだこのカードが足りない。
しかし今後ヨーロッパのカードを手に入れても今回ほどのブレークスルーはないだろう。

今回の休暇ではアラビア語以外にフランス語を学び始めた。
フランス語なんてフランスかぶれの草食系が習うもんだろうなんて思っていた、これまた思い込みが覆されました。
寮における人口のほとんどを占めるアフリカ人たちは英語が話せない。
共通語はアラビア語またはフランス語である。
そしてアフリカ人同士ではフランス語での会話。
またクウェート人にもフランスで学士号を取得したと言う人が結構いて、フランス語を話せる。

クウェートのラジオはアラビア語・英語・フランス語のチャンネルがある。
ここにいると、フランスという地をものすごく身近に感じる。

友人から電話がかかってきた。
15分以内に迎えに来るから、用意しろといっている。
今日は3ヶ月ぶりに例の別荘に泊まる日である。

とりあえず、また日記をアップロードするまでいろいろと頑張る。
以上。

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