Sunday, October 24, 2010

サディーキー(友人)

ジョギング仲間のフセインです。

学部生でナイジェリア出身です。

この写真では分かりませんが、顔に大きな傷跡が3箇所くらいあって
いかついです。
その理由については今のところ聞いていない・・・笑



 こちらナディーブです。
フィリピン出身でアラビア語・英語共にペラペラです。
正しい発音はナジーブではなくナディーブらしいです。

週に3回はナディーブと、他の日はフセインか韓国人の友達と走ります。
走り終わった後は毎回ナディーブの部屋にてフィリピンアイスティーを作ってもらうのですが、(もちろん水に溶かすだけの簡単なやつ)それが気に入りすぎて毎回もらっていたら
昨日、街まで買い物に行ったらしく一袋おごってくれました。
なので今自分の部屋でも飲んでます。

そして週末は夜11時から彼のラップトップで映画を見ます。
字幕なしなので時々状況を説明してもらいます。
なぜか毎回ホラー映画。

↓アジア三兄弟。


台湾・日本・韓国


報告

サラーム。

ちょっとした報告があります。
名前をナジーブからアブドゥル・アズィーズに変更しました!
というのも、ナジーブという名前はエジプシャンのスタイルらしく、いつも名乗るたびにクウェート人から「ちょっとねー」「エジプトかよ・・・」という反応があったので、

じゃあどうする?
と聞いたら

「アブドゥル・アズィーズ」に決定しました。

アブドゥルは神の側近という意味で、90以上ある神の名をその後にくっつけた名前が非常にポピュラーです。
アブドゥル・ラフマン、アブドゥル・カリーム、などなど・・・。

ちなみにクウェートで働いているアラブ人はエジプト人がほとんどで、彼らはクウェート人からとても嫌われています。
なぜなら常に盗むことを考えているからだとクウェート人が言っていました。

もちろん一概にそんなことは言えませんし、逆にエジプトでは湾岸人のことを馬鹿にしているそうです。
とりあえずクウェート人の前でエジプトの話をするのは避けた方がよさそうです。

Thursday, October 21, 2010

驚くほど早く過ぎる日々

昨日、KOC(クウェート・オイル・カンパニー)で働くクウェート人にフライデイズでおごってもらった。

一昨日クウェート大学の日本語クラスで彼と会い、メールして今日の約束を取り付けた。

まあオタクすぎてびっくりしたけど笑

一年間助けてもらうことになると思う。

最近は勉強がなんだかんだ忙しい。
授業自体は午前中で終わるけど、一日のほとんどの時間を図書館ですごす。

先生にアラビア語でメールを毎日送るのも課題になっている。
そして翌日のクラスでプロジェクターで1人1人のメールを写して、文法的な間違いを訂正してくれる。
しかしこれが結構プレッシャーです。

さて今日送ったのはこれです。

مرحبا السيد إبراهيم
(Dear Mr.イブラヒーム)
السلام عليكم
こんにちは(
تخصصي الرياضيات
私の専攻は数学です(
اريد ان ادرس عن التمويل إسلامية
 )イスラム金融について勉強したいです
احب الغة العربية جدا
アラビア語はとても好きです(
بالطبع هي صعة احيانا
もちろん時には難しいですが(
يومسعيد
 )良い一日を(

نجيب
)ナジーブより

Monday, October 18, 2010

アルハムドゥリッラー

サラーム。


こちらはいまだに30度後半くらいの暑さです。
日本の8月を思い出します。
でも毎日晴れていることは留学という厳しい状況に置かれた我々にとってはありがたい。

なぜならムシャリス(太陽)の光を浴びるだけで元気が出るからだ。
それによって前向きな気持ちになれる。

ジャミーアルクウェイトゥ(クウェート大学)の学生達はとにかく歩くのが嫌いらしい。

確かに日中外を歩くのはハールンジッダン(非常に暑い。)
しかし、セカン(寮)からマクタバ(図書館)までわずか10分~15分ほどである。
クーラーががんがんに効いた部屋で一日中授業を聞いて、なのに移動は全てスクールバスを利用していたら体を動かす機会はほとんどない。

今朝はいつもどおりセカンからマルカズルガータ(語学センター)まで歩いて向かいました。
途中、道端でつなぎを着たアラブ人のおっちゃんが腰掛けていました。

俺「サラーム」
おじさん「サラーム」

おじさん「アンタ タイワーニー?」(きみ台湾人?)
俺「ラー。アナー ヤーバーニー。」(いえ、日本人です。)
おじさん「ヤーバーン!ヤーバーン ミーアミーア」(日本!最高!)
おじさん「アイナ マディーナ フィル ヤーバーン?」(日本のどこから来たの?)
俺「トーキョー」
おじさん「トーキョー!ゼーン。マディーナ カビール ジッダン」(いいね。でかい街だよね。

ちなみにミーアは100という意味で、100&100で最高という表現。
おじさんはCASIOの腕時計をはずして裏を見てくれ!これは日本製なのか?と聞いてきた(それ以上は聞き取れない。)

俺「ラー。ハーズィヒ ミナル スィーニー」(いえ、これは中国製ですよ。)
おじさん「スィーニー? ムシュケラ」(中国?そりゃ問題だ
おじさん「イラー アンタ タズハブ ルアーナ?」(今からどこ行くの?)
俺「アズハブ イラー マルカズ ルガータ(語学センターへ行きます。)
リアンナー ウドゥルス アナタカッラマ ルガル アラビーヤ」(アラビア語を話したいので)

おじさん「ジャイードゥ」(いいね)
俺「ハールン ジッダン。ラー?」(めちゃくちゃ暑いです。暑くないんですか?
おじさん「ヌスヌス(まあまあかな)
ケイファ アルジョウ フィル トーキョー?」(東京の天気はどうなの?)
俺「ルッバーマ ブルータ カリーラン ルアーナ」(多分今は少し寒いですね。)

おじさん「OK サディーキー シュクラン マアッサラーマ!」(OK friend ありがとう。 
あばよ!)

ぶっちゃけここに書いてること以外に速すぎて聞き取れないことが沢山あったが、とりあえず
アラビア語で会話できてる!

Sunday, October 17, 2010

一週間たって。

昨日はナイジェリア人とチュニジア人と一緒にキャンパス内をジョギングした。

もちろん日が沈んでからである。

久々の運動で相当リフレッシュできた。

その後シャワーを浴びて勉強していたら突然電話。

フィリピン人のナジーブからだ。

ちなみに彼は久保田利伸にすごく似ている。

一階の大広間では黒人達が固唾を飲んでサッカー中継を見ている。

アラビア語の放送と相まって異様そのもの。

そしてナジーブたちとビリヤードをした。

人生初のビリヤードだがすぐにうまくなり、「Fast Leaner」と呼ばれる。

これから毎日夜9時はジョギングである。

クウェート二日目までの流れPART2


クウェートに到着したのは朝7時。
寮ではアラビア語の放送が流れるテレビに困惑、アラビア語しか話せないガードマンに話しかけられるが何も話せず。

クウェートには歩道がない。
車が荒い運転で猛スピードで走っている。

タクシーを拾って運転手が少し英語の出来るエジプト人。
ちなみに後に知ることになるが、クウェートでエジプト人は本当に嫌われている。

逆に日本人は非常に評価が高い。
アメリカでは日本人はただのイエローモンキーかもしれない。

しかしここ中東湾岸では「ヤーバーニー(日本人)」と言った瞬間にみんな尊敬の目で見てくれる。
本当に嬉しい。
先人達の努力に感謝。


空港から寮に向かうバスの中。

インターネットが使えない。
パスワードが必要なのだ。
後にエレベーターでたまたま会ったオマーン人の学部生にパスワードを教えてもらってとりあえず家族にメール。
部屋からの景色。
ちなみに今年から6畳ほどの部屋に2人でシェアである。
理由は生徒の数が増えたかららしい。



ルームメイトの中央院生とエジプト人のタクシーでとりあえず生活必需品を買いにショッピングモールへでかける。













ショッピングモールの帰りにタクシーを拾う。
1時間ほど待ってようやく拾えた。
タクシーの運ちゃんはアラビア語しか話せない人が結構いる。
そこで英語を話せる運ちゃんに会えたら必ず携帯番号をきくことにした。
そうすれば次から電話一本で来てくれる。
何事も失敗から学ぶことを実感。

それから乗る前に必ず値段をきくことが最重要。
交渉して安ければGO。
彼らは珍しいアジア人を見ると値段を吊り上げるからだ。


部屋ではゴキブリが大量発生。
日本からブラックキャップとかホイホイを持ってきて本当に良かった。
ケトルも買った。
モーニングコーヒーはMUSTでしょう。



天井は板が乗っかっているだけで固定されていなかった。
まさにゴキブリ屋敷だ。
ガムテープで全て固定。
写真はルームメイト。

寮の食事はまあ悪くない。
ただしどれを食べたいか係の人に説明しながら取ってもらうので、サマカ(魚)やラフム(肉)、マーイ(水)などのアラビア語の単語を知らないと相手にもされない。
これも失敗から学んだ。
クウェート大学のロースクール。
写真を撮っているとガードマンに「ムシュケラ!」(It's problem)と注意される。
「アースィフ」(ごめんなさい)と言うとニコニコしながら握手を求めてくる。
やはりここでも日本人だと言うと相手は大喜び。

どうやらキャンパスを撮影しても問題ではないが、女性を写すと問題らしい。


Tuesday, October 12, 2010

クウェート二日目までの流れ


アッサラームアレイクム。
みなさまこんにちは。

クウェートに到着してから2日が経過しました。
まだまだ混乱期ですので上手く状況を説明できませんが、とりあえず一言。

やっぱり海外って実際に行くとイメージが違う。そしてそれを突きつけられる相違、カルチャーショックがとても快感である。」ですね。

とりあえず振り返ってみます。


成田空港を8時に飛び立つデルタ295便に合わせて、成田にて日本最後の食事(大袈裟)を!


クウェートでは飲めないお酒を。
クラブハウスサンド+生ビール中ジョッキ



およそ7時間後、我々はバンコクにてトランジット。
成田で30キロだったため50ドル払わされたスーツケースはクウェート航空でいくら追加チャージを取られるか心配だったが、一切取られなかった。
アルハムドゥリッラー(お陰様で)

現地時間午前1時のバンコクにて。


いよいよクウェート航空で、異国の地へ。
アラビア語のボーディングパスにテンションが上がる。


バンコクの空港にてソファに捨てられた現地のイケメン雑誌を拝見。
意外にネタにならず、普通にかっこいい。


アラビア語に興奮しっぱなしです。
許してください。


アラビア語の安全対策ビデオ。
作りが粗い。
BGMが民族音楽+昭和


アラビア人は機内のトイレで便座を上げずに尿をするようです。
飛び散り方が半端じゃなく、非常に迷惑。

現在ルームメイトの中央院生の方も同じことを言っていて、二人でアラビック聖水と命名。






いよいよクウェートに到着。

砂漠しかない!!